「iPhoneはApple製だから安全」論なんてもう信じてはいけないiPhoneをマルウェアから守る方法【第1回】

Windows搭載PCだけが、攻撃者の標的になっているわけではない。「iPhone」をはじめとするApple製モバイルデバイスも、Windows搭載PCと同様のセキュリティリスクがある。どのようなリスクがあるのか。

2023年07月14日 10時00分 公開
[Michael GoadTechTarget]

関連キーワード

iPhone | Apple | セキュリティ


 ランサムウェア(身代金要求型マルウェア)やスパイウェア(情報窃取型マルウェア)を使った攻撃が勢いづいている。これらの攻撃は、MicrosoftのクライアントOS「Windows」を搭載したPCだけではなく、スマートフォン「iPhone」やタブレット「iPad」といった、Apple製モバイルデバイスも標的にする傾向がある。

“Apple製だから安全だ”なんて言えない「iPhoneのセキュリティリスク」とは

 クライアントデバイス「Mac」をはじめとするApple製デバイスは、他社製デバイスよりもセキュリティが高いと考えられてきた。「安心して使える」と考えて導入を決める企業もある。とはいえApple製モバイルデバイスのセキュリティリスクは、決してゼロではない。

 実際、Apple製モバイルデバイスを脅かす攻撃の発生が明らかになっている。iPhoneなどのスマートフォンが搭載する、ショートメッセージサービス(SMS)機能を利用したフィッシング詐欺「スミッシング」は、その一例だ。

 攻撃者が、Apple製デバイスのソフトウェアに潜む脆弱(ぜいじゃく)性を悪用し、デバイス内のデータに不正アクセスした例もある。2022年にAppleが「iOS 16.1.2」を公開した際、悪用されれば任意のプログラム実行ができる脆弱性を修正していた。

 Apple製モバイルデバイスが攻撃を受けると、Windows搭載PCと同じく、データの破壊や機密情報の流出といった被害が発生し得る。企業はApple製モバイルデバイスを保護するために、マルウェアへの対処方法を知ることが重要だ。


 第2回は、Apple製モバイルデバイスのセキュリティ面の特徴を整理する。

TechTarget発 世界のインサイト&ベストプラクティス

米国TechTargetの豊富な記事の中から、さまざまな業種や職種に関する動向やビジネスノウハウなどを厳選してお届けします。

ITmedia マーケティング新着記事

news074.jpg

ニップンと刀が協業 マーケティングノウハウで成熟市場を拡大へ
ニップンと刀は「ニップン × 刀 協業発表会」を開催し、協業を通じた両社の取り組みとそ...

news197.png

広告運用自動化ツール「Shirofune」がMicrosoft広告の改善機能を実装
Shirofuneは広告運用自動化ツール「Shirofune」に改善カード機能を追加。これにより、キ...

news192.jpg

インテージ、「YouTube Select」「YouTube Shorts」における態度変容調査を提供開始
広告効果測定サービス「Brand Impact Scope」をバージョンアップし、サンプルサイズと計...