「Active Directory」を使った「Mac」の管理を効率化する方法が幾つかある。どのような方法があるのか。代表的なものを取り上げる。
Appleのクライアントデバイス「Mac」を管理する手段として、MicrosoftのID・アクセス管理システム「Active Directory」(AD)を利用する手がある。ADを利用すれば、MicrosoftのクライアントOS「Windows」を搭載するPCと、Macを一元管理することが可能だ。本稿は、ADのドメイン(デバイスやエンドユーザーの管理範囲)に組み込んだMacの、具体的な管理方法を解説する。
MacのOSである「macOS」には、Macを管理するためのさまざまなコマンドがある。企業はMacをADドメインに組み込んだ後、Appleのリモートアクセスツール「Apple Remote Desktop」を使うことで、離れた場所にあるMacにコマンドを送って管理することが可能だ。
サードパーティーベンダーの管理ツールを使うと、企業はMac管理をより効率化できる。こうしたサードパーティーベンダー製ツールは、ドメインに組み込んだMacに対して、管理ポリシーを一斉適用することが可能だ。具体的には、JamfのAppleデバイス管理ツール「Jamf Pro」などがある。ただしサードパーティーベンダー製ツールを使いこなすには、ある程度のスキルが必要だ。
米国TechTargetの豊富な記事の中から、さまざまな業種や職種に関する動向やビジネスノウハウなどを厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
Metaに潰されないために残された生き残りの道は?――2025年のSNS大予測(Snapchat編)
若年層に人気のSnapchatだが、大人にはあまり浸透していない。一方で、AR(拡張現実)開...
「猛暑」「米騒動」「インバウンド」の影響は? 2024年に最も売り上げが伸びたものランキング
小売店の推定販売金額の伸びから、日用消費財の中で何が売れたのかを振り返るランキング...
Netflixコラボが止まらない 「イカゲーム」シーズン2公開で人気爆上がり必至のアプリとは?
Duolingoは言語学習アプリとNetflixの大人気ドラマを結び付けたキャンペーンを展開。屋外...