「Active Directory」のグループ構成など、前任の管理者が行った作業の後始末をしなければならないことがIT分野ではよくある。本稿はその後片付けのコツを紹介する。
前任の管理者がよく考えずに設定した「Active Directory」(以下、AD)を引き継ぐことがある。それは、もしかしたらユーザーのことを考えていない設定になっているかもしれない。もし管理者がADの組織とグループを首尾一貫した方法で整理していれば、管理が容易になり、管理者の仕事はシンプルになる。
本稿では、AD管理者の作業効率を上げ、セキュリティコンプライアンス責任者をサポートするための実用的なヒントと手法を紹介する。
必ず、個々のユーザーアカウントをグループに編成することから始める。個別のユーザーアカウントにアクセス許可を与える手法には拡張性がないため、避けるべきだ。
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