Windows Server 2016評価版をインストールする──Active Directory設定編体験版で知るWindows Server 2016操作テク【第8回】(1/2 ページ)

体験版=評価版を使ってWindows Server 2016の新機能を試すためにサーバーマネージャーの使い方を覚えたら、次はActive Directoryの設定だ。

2017年07月12日 05時00分 公開
[塩田紳二]

この連載は

新世代Windows Serverとして2016年9月に正式登場した「Windows Server 2016」。フリーで導入できる体験版を使って、新しいセキュリティ機能やコンテナ関連機能の設定など、新しく登場した“操作テクニック”を紹介する。執筆はIT関連媒体で長らくWindows Serverの解説連載を手掛けてきた塩田紳二氏だ


 今回から設定ツールの「サーバーマネージャー」を使って「Windows Server 2016」(以下、WS16)を設定していく。サーバーマネージャー自体、GUI(グラフィカルユーザーインタフェース)を使って、サーバ設定を用意にするためのツールであるので、単純にその手順だけを示しても意味がない。そもそもサーバ設定は、初回に行えば、後は大きく変更する必要がなく、操作手順などを覚える必要もないからだ。

 サーバーマネージャーを使った設定に必要なのは、WS16で用意しているさまざまな「役割」(特定機能を実行するためのソフトウェア群)の理解だ。そこで、操作手順を解説する前に役割ごとに基本的な機能を解説する。まずは、WS16設定の基本となる「Active Directory」の設定だ。

Active Directoryとは?

       1|2 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news064.jpg

「日本の食料自給率38%」への不安感は8割越え
クロス・マーケティングは、大気中の二酸化炭素濃度や紫外線量の増加による地球温暖化の...

news066.jpg

「マツキヨココカラ公式アプリ」が「Temu」超えの初登場1位 2024年のEコマースアプリトレンド
AdjustとSensor Towerが共同で発表した「モバイルアプリトレンドレポート 2024 :日本版...

news081.jpg

「RevOps」に関する実態調査 収益向上への実感やCROの設置率は?
ウイングアーク1stが実施した「RevOpsに関する実態調査」の結果です。