クラウドではセキュリティ対策として、自前の暗号持ち込み(Bring Your Own Encryption=BYOE)が大切だ。米Forrester Researchのアナリスト、ジェームズ・スタテン氏が解説する。
BYOE(Bring Your Own Encryption)は、クラウドサービスの顧客が自前の暗号化ソフトウェアを使って自社で暗号鍵を管理できるようにするクラウドコンピューティングのセキュリティモデルを指す。顧客はクラウドでホスティングするビジネスアプリケーションに加えて、自前の暗号化ソフトウェアの仮想化されたインスタンスを導入できる。ビジネスアプリケーションは、全データをその暗号化アプリケーションで処理するよう設定され、データは暗号文としてクラウドサービス事業者の物理データストアに書き出される仕組みだ。
本稿では現代の企業にとっての同モデルの重要性や、BYOEの導入に必要なスキル、このトレンドがピークを迎える時期について、米TechTargetのシニアライター、カレン・グラールが米調査会社Forrester Researchの専門家ジェームズ・スタテン氏に話を聞いた。
アドビ、Adobe Firefly機能搭載の「Adobe Express」モバイル版アプリを一般提供
アドビは、生成AI「Adobe Firefly」の機能を利用できる「Adobe Express」モバイル版アプ...
2度あることは3度あった GoogleのサードパーティーCookie廃止再延期にアドテク各社がコメント
Googleは2024年末までに完了する予定だったWebブラウザ「Chrome」でのサードパーティーCo...
天候と位置情報を活用 ルグランとジオロジックが新たな広告サービスを共同開発
ルグランとジオロジックが新たな「天気連動型広告」を共同開発した。ルグランが気象デー...