今も多種多様なストレージ関連の新技術が誕生している。しかし、生き残るのはほんのわずか、と思いきや、思わぬ理由で主役に返り咲くことがあったりなかったり。
かつては興味深いストレージ技術と思われていた「RDX」(Removable Disk Exchange system)は、厄介物のように何度も売却されてきた。RDXは、HDDをテープのように使える技術。HDDを内蔵したRDXカートリッジを専用のRDXドライブに装着すれば、ランダムアクセス性能など、ディスクベースバックアップのさまざまなメリットと、バックアップテープのポータビリティを生かせる形で、データをバックアップする準備が整う。
しかし、外側が似た作りになっていても、HDD内蔵のRDXカートリッジはテープとは違う。ポータビリティも耐久性も信頼性もそれほど高くない。数カ月や数年間、使わずに保管した後では特にそうだ。こうした短所は、RDXのスケーラビリティが低いということも意味する。そのためにRDXは主に、価格に敏感な中小企業やSOHOで使われている。
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HDDの容量が30TB超になると同時に、ストレージ技術はさまざまな進化を続けている。そうした中でもインタフェースに「SATA」(Serial ATA)を採用したHDDが変わらずに使われ続けている。なぜなのか。
カラオケ業界が直面するデータ増に対応すべく多くのストレージを試し続けた結果、4社27台の製品のメンテナンスに悩まされていたエクシング。この問題を解消すべく、同社は大容量かつコスト削減効果に優れた、新たなストレージを導入した。
メインフレームにおけるデータソート処理は、システム効率に大きく影響する。そこで、z/OSシステムおよびIBM Zメインフレーム上で稼働する、高パフォーマンスのソート/コピー/結合ソリューションを紹介する。
ECと通販システムを統合したパッケージの開発と導入を事業の柱とするエルテックスでは、事業の成長に伴いデータの容量を拡大する必要に迫られていた。そこでストレージを刷新してコスト削減や可用性の向上などさまざまな成果を得たという。
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