従来型バックアップの時代は終わった? データ保護の今とこれからを読み解く今なお現役のテープストレージ

サーバ仮想化やクラウド、フラッシュストレージなど、企業のデータ保護を取り巻く状況は変化を続けている。従来型のバックアップ製品や手法は今でも有効なのだろうか。その実態を探る。

2015年01月06日 12時00分 公開
[Colm Keegan,TechTarget]

 特定のテクノロジーが終わったと宣言するのは、自社製品に注目を集めるために多くのベンダーが採用してきた昔ながらの手法だ。エンタープライズバックアップもその1つだ。

 例えば、ディスクストレージのサプライヤーは、テープストレージが過去のテクノロジーだと長年にわたって主張してきた。だが、このような主張がなされているにもかかわらず、テープの販売は今も順調だ。

 同様に、フラッシュストレージの出現によって、HDDはデータセンターで使われなくなるという見方をする人もいる。だが、HDDベンダーは研究開発に巨額を投じて、これまでにないほど高密度なディスクドライブを開発している。また、電源効率の向上にも取り組んでいる。

新しいデータ保護のパラダイム

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...