音声アシスタント機能付きスピーカー「Amazon Echo」に採用された音声インタフェース「Amazon Alexa」は、セキュリティおよび管理上の制限が企業に利用拡大のネックになっているものの、将来は明るそうだ。
Amazon.comの音声ユーザーインタフェース「Alexa」は、IoT(モノのインターネット)デバイスのさまざまな新しいユースケースの実現を可能にする。企業はAlexaの機能をAmazon Web Services(AWS)インフラと組み合わせ、スピーカーやインターホン、冷蔵庫といったデバイスの音声機能を簡単に開発できる。また、Alexaは消費者に、自宅やオフィスの照明、温度、セキュリティをコントロールするオプションを提供する。だが、Alexaの機能は、セキュリティ、管理、アプリケーション配信に関しては限られている。このことは、企業におけるAlexaの広範な導入や実装の妨げになっている。
それでも、一部のアーリーアダプターは、IoTタグを使って会議室管理、研究設備の操作制御、医療ワークフローの改善といった形でAlexaの概念実証を行っている。長期的には、音声ユーザーインタフェースの柔軟性のおかげで、多種多様なエンタープライズユースケースが生まれそうだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
業務マニュアルは使われて初めてその効果を発揮するが、そもそも見られていないことから、業務課題を一向に解決できないという企業は多い。“活用されるマニュアル”を作成・共有するには、どんなポイントを押さえるべきか。
ハイブリッドワークの浸透や出社への回帰など、働く環境は企業や組織によってさまざまだ。200人超を対象に行った調査の結果を基に、ビジネスパーソンが考える理想の働き方を明らかにしながら、見えてきた課題への対応策を探る。
Microsoft Office更新時期の企業・グループウェア導入を検討中の企業向けに、「Microsoft 365」をお得に利用できるキャンペーンを紹介する。
テレワークなどの新しい働き方が定着し、そのことが組織の業績に好影響を及ぼしている一方、さまざまな課題が顕在化しつつある。コールセンター業務にフォーカスし、これらの課題の解決に向けた取り組みを紹介する。
顧客へと配信されるメールマガジンやトランザクションメールだが、その不達や遅延に悩む企業は少なくない。ビジネス機会の損失にも直結しかねないこれらの問題は、なぜ発生するのだろうか? その原因と対策を詳しく解説する。
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。
「AIエージェント」はデジタルマーケティングをどう高度化するのか
電通デジタルはAIを活用したマーケティングソリューションブランド「∞AI」の大型アップ...
「政府」「メディア」への信頼度は日本が最低 どうしてこうなった?
「信頼」に関する年次消費者意識調査の結果から、日本においても社会的な不満・憤りが大...