Amazonの音声アシスタント「Alexa」に対話型インタフェースの未来を見たアーリーアダプターが絶賛

音声アシスタント機能付きスピーカー「Amazon Echo」に採用された音声インタフェース「Amazon Alexa」は、セキュリティおよび管理上の制限が企業に利用拡大のネックになっているものの、将来は明るそうだ。

2016年11月11日 12時00分 公開
[George LawtonTechTarget]

関連キーワード

Windows 10 | Amazon | PaaS | Amazon Web Services


音声アシスタント機能付きスピーカー「Amazon Echo」《クリックで拡大》

 Amazon.comの音声ユーザーインタフェース「Alexa」は、IoT(モノのインターネット)デバイスのさまざまな新しいユースケースの実現を可能にする。企業はAlexaの機能をAmazon Web Services(AWS)インフラと組み合わせ、スピーカーやインターホン、冷蔵庫といったデバイスの音声機能を簡単に開発できる。また、Alexaは消費者に、自宅やオフィスの照明、温度、セキュリティをコントロールするオプションを提供する。だが、Alexaの機能は、セキュリティ、管理、アプリケーション配信に関しては限られている。このことは、企業におけるAlexaの広範な導入や実装の妨げになっている。

 それでも、一部のアーリーアダプターは、IoTタグを使って会議室管理、研究設備の操作制御、医療ワークフローの改善といった形でAlexaの概念実証を行っている。長期的には、音声ユーザーインタフェースの柔軟性のおかげで、多種多様なエンタープライズユースケースが生まれそうだ。

AWSエコシステムの拡張

ITmedia マーケティング新着記事

news058.jpg

アドビ、Adobe Firefly機能搭載の「Adobe Express」モバイル版アプリを一般提供
アドビは、生成AI「Adobe Firefly」の機能を利用できる「Adobe Express」モバイル版アプ...

news141.jpg

2度あることは3度あった GoogleのサードパーティーCookie廃止再延期にアドテク各社がコメント
Googleは2024年末までに完了する予定だったWebブラウザ「Chrome」でのサードパーティーCo...

news148.jpg

天候と位置情報を活用 ルグランとジオロジックが新たな広告サービスを共同開発
ルグランとジオロジックが新たな「天気連動型広告」を共同開発した。ルグランが気象デー...