ハイパーコンバージドインフラ(HCI)は「x86」サーバに、ストレージやネットワークといったハードウェアと、サーバ仮想化をはじめとするソフトウェアを組み合わせた製品だ。主要なHCIはこれらの各要素を、ソフトウェアで一元管理できるようにする。(続きはページの末尾にあります)
VMwareの後継選びでは、インフラ運用人材の観点も重要だ。AIをはじめとする新たなニーズに対応するなら、運用人材のスキルアップは欠かせない。では、脱VMwareをインフラ運用担当者のキャリアアップや人材育成につなげる方法とは何なのか。
2027年の「SAP ERP」のサポート終了に備えて「SAP S/4HANA」への移行を検討する企業は、移行先のITインフラも再考する必要がある。S/4HANAのITインフラ選びで直面しがちな“落とし穴”と、失敗を避ける方法を説明する。
コスト削減、運用負荷低減を狙い既存システムをクラウド移行したが「かえって手間とコストが増えた」という声が後を絶たない。しかし、全体設計からやり直す時間も余裕もない。どうすべきか。走りながら運用を高度化する方法を聞いた。
データの増加に伴うストレージの拡張や、効果的なデータ分析へのニーズは、企業の悩みの種だ。DXを促進し、データにまつわるさまざまな運用・管理の手間を簡略化し得る「ハイブリッドなデータインフラ」とはどのようなものか。
シンプルに運用できるとされるHCIが急速に浸透しつつある。しかし、「導入するだけで全てが解決」とはいかない。自社に最適なシステムを実現するにはどうすればよいか。
DX推進やテレワーク環境構築が課題となる中、クラウドの活用が盛んだ。オンプレミスを使い続けてきた企業にとってクラウド移行は一大プロジェクトだ。どこから手を付ければよいのか、検討する際のポイントはどこか、担当者に話を聞いた。
企業の成長とクラウド活用は切っても切れない関係にある。だが、価格やサービス内容に気を取られてネットワークに関する確認がおろそかになり、結果としてネットワークが「成長の足かせ」になってしまうケースが増えているという。
クラウド環境への移行時に見落としがちなのは、オンプレミスで運用中のVMwareの仮想化環境をクラウドでも使う際のストレージ容量だ。ハイブリッドクラウドの落とし穴であるストレージを戦略的に使用する方法に気付いているだろうか。
ここ数年日本企業でクラウド移行の動きが活発化しているが、全てのデータをクラウド移行することが必ずしもベストの選択となるわけではない。企業がオンプレミスとクラウドの両者をうまく活用するにはどうすればよいのだろうか。
ポストコロナに向けて、企業のITインフラの重要性が高まっている。ITインフラを構成し重要な企業データを預かるストレージ環境の見直しに当たっては、どのような観点での検討が必要か。安定性と俊敏性を実現する6つの解決策を紹介する。
限られた予算でデータ管理を“モダナイズ”するための最適解とは何か。中堅・中小企業でも手が届く、最小構成で270万円からという新たなオールフラッシュ製品がその候補だ。
ストレージ運用に付き物の、数年おきのリプレースやそれに伴う動作検証、データ移行作業。だが近年では、従来「こんなものだ」と片付けられていたこれらの課題を一掃する製品が登場している。IT担当者の負担を劇的に抑える、その実力とは?
企業にとってデータが重要な資産になりつつある中、ITインフラに対する要件は従来の「読み出し中心」から「書き込み中心」になると予想される。テクノロジーの進化を見据えたITインフラ選択のためには、何を重視すればよいだろうか。
コンピューティングリソースとストレージ、SANスイッチ、仮想化基盤を1つにまとめ提供するNutanixのソフトウェアをCisco UCSに搭載すると、どんなメリットが生まれるのか。
VMware製品の価格や方針変更に戸惑う中堅・中小企業が急増している。特に「サーバ仮想化だけでいい」企業にとって、エンタープライズ機能満載のVCFはオーバースペックだ。そうした企業にとっての、目からうろこの選択肢とは。
NutanixとDell Technologiesが、HCIアプライアンスやSDS製品の拡張を通じて提携を強化している。両社の提案は、VMwareユーザーに受け入れられるのか。
HCIアプライアンスの拡張を通じ、NutanixとDell Technologiesが提携を強化している。新しい仮想化製品の投入によって、VMwareユーザーに選択肢を提供する狙いだ。勝算はあるのか。
専門人材の不足は、ITインフラ運用の世界でも大きな問題だ。採用や異動など、企業全体の仕組みを見直せればいいが、それが難しい場合は、ITインフラを効率的かつ容易に運用できる製品を導入することも有効な手段だ。
データが増え続ける中、それをうまく活用してDXを進めるにはクラウドサービスの利点を取り込むことが重要だ。ただしクラウドサービスだけで全てが解決するとは限らない。どうすればいいのか。
オンプレミスのアプライアンスに構築したデータベースシステムの肥大化に、頭を悩ませていたソフトバンク。コストの削減や運用保守の効率化を目標にデータベース移行を決めた同社は、どのような観点で製品を検討し、採用に至ったのか。
全ての企業がフルクラウド化を実現できるわけではない。ITインフラにおいては、オンプレミスでの運用をどう最適化するかは依然として重要な課題だ。そうした中、特にTCOと運用負荷を削減する上で、有効なアプローチが登場した。
クラウド移行はIT投資モデルの変革をはじめ多くの利点をもたらすが、移行に際しては障害対応や運用管理の課題が立ちはだかる。そこで登場したのが、リファクタリング不要で低リスクかつ迅速な移行を実現する、次世代のクラウド基盤だ。
IT担当者が共通に抱える、「クラウドかオンプレか」という悩み。そこに新たな解決策を示す、あるベンダーの取り組みが注目されている。クラウドとオンプレミスのいいとこ取りができる「第3の道」とは何か。話を聞いた。
事業を支えるシステムのBCP/DRは不可欠だ。一方でBCP/DRの実現には必要なインフラの検討、バックアップ運用や復旧方式検討への不安など、多様な課題が付きまとう。これらをまとめて解決し、強固なBCP/DR基盤を実現するアプローチとは。
サーバ仮想化技術と統合管理機能を備えている点が、HCIの特徴だ。サーバ仮想化技術によって、サーバとストレージ、ネットワークの各リソースを、プールされたリソースとして扱えるようにする。統合管理機能で、これらのプールされたリソースをさまざまなワークロード(アプリケーション)向けに分割し、配備できる。
異なるハードウェアが混在するインフラでは、複数の異なる管理ツールを利用する必要があることが一般的だ。その場合、一部のハードウェアの管理が不十分になったり、有効利用できなかったりする場合がある。統合管理機能を備えたHCIは、こうした課題を解決する。
HCIはスタンドアロンのアプライアンスとして扱える。他のHCIと組み合わせると、インフラを迅速かつ簡単に拡張できる。