アラート設定に注意!――ネットワーク監視・解析ツールの落とし穴Column

ネットワーク監視・解析ツールは今や必需品だが、せっかくのツールも、しきい値を適切なレベルに設定しないと無用の長物となってしまう。

2006年02月13日 11時01分 公開
[TechTarget]

 ネットワーク監視・解析ツールは今や必需品となっている。これらのツールは、ネットワークをリアルタイムでスキャンして分析し、不調や不具合、脆弱性を検出する。そして異変を知らせるアラートをマネジャーや管理者に送信するほか、ネットワークパフォーマンスの全体像も提供する。

 こうしたツールは便利だが、誤認や重大でないトラブルのために、ほとんどひっきりなしにアラートが届くのは煩わしいものだ。そのためにネットワーク管理者が警報を無視したり、重大な問題に関するアラートが発行されなくなるほどしきい値を高く設定している場合があることが、最近の調査で明らかになった。

 だが、例えばある月曜に何百人という従業員がコーヒーをすすりながら週末にたまったメールをチェックしているときに、メールワームが実行されたとしたら……。

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