アラート設定に注意!――ネットワーク監視・解析ツールの落とし穴Column

ネットワーク監視・解析ツールは今や必需品だが、せっかくのツールも、しきい値を適切なレベルに設定しないと無用の長物となってしまう。

2006年02月13日 11時01分 公開
[TechTarget]

 ネットワーク監視・解析ツールは今や必需品となっている。これらのツールは、ネットワークをリアルタイムでスキャンして分析し、不調や不具合、脆弱性を検出する。そして異変を知らせるアラートをマネジャーや管理者に送信するほか、ネットワークパフォーマンスの全体像も提供する。

 こうしたツールは便利だが、誤認や重大でないトラブルのために、ほとんどひっきりなしにアラートが届くのは煩わしいものだ。そのためにネットワーク管理者が警報を無視したり、重大な問題に関するアラートが発行されなくなるほどしきい値を高く設定している場合があることが、最近の調査で明らかになった。

 だが、例えばある月曜に何百人という従業員がコーヒーをすすりながら週末にたまったメールをチェックしているときに、メールワームが実行されたとしたら……。

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...