サンフランシスコで開催されたCDI-MDM(顧客データ統合−マスターデータ管理)サミットでは、BEAシステムズやマイクロソフトなどからの出席者が、CDIプロジェクトの主要な落とし穴やベストプラクティスについて議論した。
問題の第1は、CDIプロジェクトの基本となるデータモデルの問題をどのように解決すべきかだ。CDI-MDMサミットにおいても、この点が終始、議論の最大のポイントとなった。大手ベンダーは、ベンダーがあらかじめ開発したデータモデルを使用するよう推奨している。実際、既に何百件もの実装でそうしたデータモデルを上手に利用しており、各社のニーズに合わせてカスタマイズするのも簡単だ、という言い分だ。しかし、ベストオブブリード型のベンダーであるサイペリアンは、アプリケーションベンダーによって設計された、あらかじめ決められたタイプのデータモデルは、CDIプロジェクトの失敗の大きな要因になりかねないと反論している。
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