2006年10月10日 07時07分 公開
特集/連載

システム管理分野に広がるRSSの可能性Column

日ごろニュースサイトの新着情報チェックなどで活用されているRSS。ハードウェアやソフトウェアの問題に関するアラートを送るといったシステム管理分野への応用が進んでいる。

[Mark Fontecchio,TechTarget]

 RSS(Really Simple Syndication)は、Webユーザーが目的のニュースを収集して一覧するためによく利用しているが、今後はデータセンター用のシステム管理ソフトウェアでさまざまな用途に活用される可能性がある。例えば、ITマネジャーにハードウェアやソフトウェアの問題に関するアラートを送ったり、製品の更新について知らせたり、システム管理業務のシフト交代の際に引き継がれる稼働状況ログを提供したりといった用途だ。

 RSSはXMLベースのデータ形式の一種であり、オンラインパブリッシャーが更新情報などをWebユーザーに提供するための技術として広く普及している。こうした情報は「RSSフィード」で提供されており、ユーザーが任意のフィードを選択して受信でき、フィード作成者が自分の望む頻度でフィードを更新できることが、RSSの非常に有益な機能だ。

 現在のシステム管理ソフトはアラートシステムを備えており、サーバやソフトウェアに問題が生じた場合に、データセンター管理者に電子メールやページを送信できる。今のところ、大手ベンダーは自社製品にRSSを実装していないが、専門家に加えてベンダー自身も、数年後にはRSS機能がシステム管理ソフトウェアに広く搭載されるようになるだろうと予測している。

 「システム管理ソフトウェアは、電子メールを送信する代わりに、RSSフィードのアイテムで異変を知らせることもできるようになるだろう」とレッドモンクのアナリスト、マイケル・コテ氏は語る。「これは、優先順位が低から中程度で、あまり気にしなくても構わないような問題の存在を把握するのに便利な機能になりそうだ」

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