PDF帳票の情報保護と公開後の統制を実現し、コンプライアンスを強化
ウイングアーク テクノロジーズと日立ソフトウェアエンジニアリングは7月11日、帳票ソリューション「Super Visual Formade(SVF)」とドキュメント運用管理製品「活文NAVIstaff」を連携さることで、帳票やドキュメントを公開後も統制して情報流出を防ぐ、セキュアな帳票運用管理ソリューションを提供すると発表した。ウイングアーク テクノロジーズの提供するSVFは、高機能PDFデータ「High Grade PDF」を生成し、PDFによる帳票運用の効率化を図るソリューション。日立ソフトエンジニアリングの提供する活文NAVIstaffは、社外に配布する帳票であっても閲覧者を適正に限定でき、配布後でも閲覧を停止できるなど、意図しない情報流出を防ぐ機能を持ったドキュメント管理製品である。
また、活文NAVIstaffは、サーバ上から帳票データを削除すると同時にPDF帳票の閲覧権限が失効されるため、ローカル環境にダウンロードされていたとしても誤った閲覧を防ぐことができる。このほか、「最新版管理」の機能で、閲覧者に常に最新版のPDF帳票を公開することができ、最新かつ正しい情報共有を徹底することが可能になるという。
両社は、SVFの帳票データを活文NAVIstaffでDRM(Digital Rights Management:デジタル著作権保護)付きPDF帳票として生成、運用管理することで、企業は統制下のもと安全性を確保した帳票運用を実現できるとしている。
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