「診断」「対策」「監視」のPDCAサイクルを回すことで、データセンターやサーバルームの省電力化への継続的な改善を支援する。
日立電子サービスは3月17日、データセンターやサーバルームにおける電力環境を最適化する「情報システムファシリティ省電力ソリューション」を発表した。4月より販売を開始する。
本ソリューションは、同社の専門技術者がユーザー企業のデータセンターやサーバルームで環境調査、測定を行い、その診断結果からIT機器、設備機器、配線などの配置変更による空調効率の改善、高効率の空調機への置き換えなど、環境改善に最適な省電力商品を提供するというもの。大きく「診断」「対策」「監視」のステップで推進し、これらステップのPDCA(plan-do-check-act)サイクルを回すことで、省電力への継続的な改善を支援するとしている。日立グループのデータセンター省電力化プロジェクト「CoolCenter50」に基づいて開発されており、そのソリューション体系の一部としても提供する。
また、環境監視システム「Webvisor」を導入し、データセンターおよびサーバルームのラックや室内の温度、湿度、消費電力などの環境変化を監視する。サポートについても環境診断、改善提案、環境改善実施、監視から保守サービスまでをトータルで行う。
省電力診断の価格は50平方メートルの場合で50万円から。環境改善および監視サービスは個別見積もりとなる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
企業がAIプロジェクトを進める際、その成功にはさまざまな要因が絡んでくる。インフラの導入/運用、予算や人材の配分、計画立案などだ。では、どうすればAIプロジェクトを破綻なく成功させることができるのか、その勘所とは。
生成AIをはじめとしたAI技術の進化と活用拡大で、SSDやHDDといったストレージの重要性はますます高まっている。そんなAI時代のストレージには、SSD、HDDどちらを選べばよいのだろうか。
データ生成デバイスの進化・多様化により、保存すべきデータ容量は急増した。その管理においては、コストとパフォーマンスのバランスが課題となっている。解決策の1つとして注目される「HPSS」の効果について、導入事例を紹介したい。
業務のデジタル化が進み、データ量やワークロードが増大していた大阪府農協電算センター。それによりインフラの負荷が高まり、性能を向上させることが喫緊の課題になっていた。本資料では同社がどのようにインフラを移行したのか解説する。
AIでは構造化データの活用が進む一方、クラウド普及に伴いデータの分散化が加速している。この状況下で課題となるのが、レガシーストレージの存在だ。本資料では、構造化データに適したストレージ戦略を紹介する。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...