2008年06月27日 07時30分 公開
特集/連載

【Q&A】VoIP導入で企業のIT部門が直面する課題Ask The Expert

IPテレフォニーシステムをレガシーシステムに統合することに関しては、多くの問題が絡んでいる。複数のベンダーが関係している場合はなおさらだ。

[Jon Arnold,TechTarget]

質問:企業の通信・ネットワーク管理部門が抱えている課題の中で、VoIPベンダーが解決に特に力を入れている問題は何でしょうか。

 この質問は基本的に、IT部門に関連した問題だ。恐らく最も厄介な問題は、その企業のネットワーキングの文化がデータ中心型か音声中心型かということだろう。従来の環境では、両者はそれぞれ独立したシステムとして運用され、それぞれ独自のスタッフ、予算、優先課題が割り当てられていた。音声ネットワーク部門の力が強い企業では、IPテレフォニーに対する抵抗が大きい。IPテレフォニー化が進むと自部門がお払い箱になる恐れがあるからだ(事実、その通りだ)。彼らは、VoIPはTDM(時分割多重方式)に取って代わることはできないと考えており、音声をデータネットワークに移行させるという統合戦略には消極的である。逆に、データネットワーク部門の方が強い企業では、ネットワークの統合とVoIP推進の理由ははるかに直感的なものであり、IPテレフォニーへの道筋は容易かつ迅速に開かれるだろう。

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