OKI、大規模運用・マルチテナント機能を搭載したビデオ会議システムの新バージョンNEWS

ビデオ会議システム「Visual Nexus」の新バージョンを販売。ビデオ会議端末の情報を管理するデータベースの最大登録件数を5000件まで拡張し、大規模対応を強化するとともに、ASP向けにマルチテナント機能も採用している。

2008年07月10日 18時02分 公開
[TechTargetジャパン]

 沖電気工業(OKI)は7月10日、ビデオ会議システム「Visual Nexus」の新バージョン「Visual Nexus ver3.2-3」の販売を開始した。7月15日より出荷を開始する。

 「Visual Nexus」は、PCのデスクトップ上で音声・映像・データを使ったIPコミュニケーションを実現するビデオ会議システム。最新バージョンでは、ビデオ会議の大規模運用に関する機能を強化し、ビデオ会議端末の情報を管理するデータベースの最大登録件数を5000件まで拡張。ゲートキーパーへの同時接続台数が最大1000台まで可能になった。また会議サーバの負荷分散機能により、複数台数のビデオ会議サーバの中から接続負荷の少ない会議サーバを判別し、個々の端末の接続先を自動的に割り振ることでシステム全体の負荷を平均化する。

 ビデオ会議システムのASPサービス提供を行うサービスプロバイダーを対象に、ビデオ会議システムを複数の企業(テナント)で共有しながら個別にサービスを提供できるマルチテナント機能を採用。テナントごとにテナント管理者を設定し、テナント内のユーザー/グループ/会議室の管理権限をシステム管理者から委譲することができる。

画像 マルチテナントシステム概略

 価格は、多地点会議サーバ用ソフトウェア「Visual Nexus Meeting Server ver3.2-3」が198万円、端末用ソフトウェア「Visual Nexus Endpoint ver3.2-3」が98万円(ともに税抜き、同時10ユーザーライセンス)。

関連ホワイトペーパー

ビデオ会議 | ASP | コミュニケーション | 負荷分散


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