SOA(サービス指向アーキテクチャ)プロジェクトのリーダーたちは、ガバナンスの改善に向けて第一歩を踏み出した。問題があることを認識したからだ。
Software AGの副社長兼CTO(最高技術責任者)代理を務めるミコ・マツムラ氏は、SOAガバナンスの現状を依存症克服プログラムに例える。同氏の結論は、Software AGの顧客を対象に行われた調査「Best Practices for SOA Governance Survey」(SOAガバナンスのベストプラクティス)に基づく。
マツムラ氏は調査結果について、「人々は混沌(こんとん)としたITの中毒になっている」と述べている。しかし彼らが問題の存在を認識し、克服への第一歩を踏み出したのは喜ばしいことだという。
「この調査は、圧倒的多数の人々が克服に向かって最初の一歩を踏み出したことを明確に示している。適切なガバナンスが必要であることを誰もが認識していることを示す傾向が調査で浮かび上がった」とマツムラ氏は語る。
次のステップは、これが自分たちだけで解決できる問題ではないと認識することだ。例えばチョコレート中毒の人は、チョコレート菓子を窓の外に放り投げるだけでは問題が解決しないことは分かっているだろう。そういった方法で悪習をやめようとしても、うまくいったためしがないからである。
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