企業内ポータル構築用OSS「Liferay」を始めとするフルオープンソースのEIPソリューション「OpenStandia/Portal」の提供を開始。導入・運用コストの削減と、ほかの社内システムとの容易な連携を実現している。
野村総合研究所(NRI)は9月4日、フルオープンソースの企業内情報ポータル(EIP)ソリューション「OpenStandia/Portal」の提供を開始した。
NRIでは従来のEIP構築システムの課題として、高額なライセンス費や保守費を負担しなければならない点や、ほかの社内システムのアーキテクチャや認証方式との連携ができていないためリアルタイムでの情報共有が進んでいない点を挙げている。
OpenStandia/PortalはオープンソースのEIP構築用ソフトウェア「Liferay」をはじめ、すべてオープンソースソフトウェア(OSS)で構成されており、システムコストを削減できる点が大きな特徴だ。また、OpenStandia/PortalはJavaベースのアーキテクチャのため、同じくJavaベースで構築されていることが多い企業情報システムとの親和性が高い。さらにはシングルサインオンをはじめとする各種連携機能の提供により、比較的容易に他システムとの連携が行える。
全社ポータルページ以外に、大企業の複雑な組織体系や部門横断型の組織体系にも対応できるグループ定義とアクセスコントロール機能を提供。部や課、委員会、プロジェクト、および個人などの単位でポータルページを設置可能だ。また、ページデザインや画面レイアウトはドラッグ&ドロップなど簡単な操作で変更でき0るほか、CMS(Contents Management System)や掲示板、カレンダー、ブログ、ファイル共有、ワークフローなど30種類以上の機能をあらかじめ用意している。
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