客先のコンサルタントのワークスタイル改革を目指し、データ通信カード+携帯電話をiPhone 3Gに切り替える。国内企業によるiPhone大量導入事例としては初のケース。
コンサルティングベンダーのベリングポイントは10月6日、業務用携帯電話として「iPhone 3G」(アップル製)を約1000台導入すると発表した。ユーザー企業によるiPhone 3Gの大口導入は同社が第1号になるという。
ベリングポイントでは、これまでも顧客企業に常駐するコンサルタントに高速データ通信カードと携帯電話を配布してモバイルコンピューティングによる業務環境改善を図ってきたが、今回業務用端末をソフトバンクモバイルのスマートフォンであるiPhone 3Gに一新。これにより、「いつでもどこでもPC並みの環境を確保し、場所を選ばないワークスタイルをさらに深化させる」のが狙いだとしている。
さらに同社では、今回の端末導入のノウハウを生かし、今後顧客にiPhone 3Gを利用した業務改革を提案していくことを検討しているという。米国ではiPhone 3G向けにさまざまな業務アプリケーションが開発されており、国内での展開も見込む。
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