富士通が仮想化技術の検証施設「仮想化ソリューションセンター」を開設。社内の仮想化技術ノウハウを結集することにより、仮想化関連ビジネスの強化を図る。
富士通は12月24日、同社の総合検証センター「Platform Solution Center」内に、仮想化技術の検証や情報提供を目的とした「仮想化ソリューションセンター」を開設した。
仮想化ソリューションセンターは、これまで同社内でプロジェクトや部門ごとに分散していた仮想化技術に関するノウハウや人的資源を結集し、社内の営業要員や技術者への仮想化技術の効率的なスキル移転を図る。同時に、仮想化技術に精通した40人の技術者が、仮想化システムの商談、システム設計、構築、運用に関する技術支援を行う。また、Platform Solution Centerのシステム基盤を利用して、顧客の仮想化システムの動作検証も行う。
さらに同施設では仮想化技術のトレーニングメニューも用意し、2010年3月までにヴイエムウェアの仮想化製品とマイクロソフトの「Windows Server 2008 Hyper-V」を中心とした仮想化技術を担当するフィールドSEを3000人以上育成する予定。トレーニング以外にもポータルサイトを開設し、同社内および同社のパートナー企業向けに仮想化技術に関する情報を発信していくという。
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