会議やセミナーの予定をTwitterやメール経由で告知・共有でき、TwitCalユーザー間でのスケジュール同期も可能。今後はEvernoteとの連携やAPI提供などが予定されている。
インフォテリアは3月8日、TwitterなどのソーシャルWebサービスと連携するスマートフォン向けカレンダーアプリケーション「TwitCal(ツイットカル)」を販売開始した。現在はiPhone/iPod touch用のみ提供しており、価格は350円。アップルが運営するアプリケーションダウンロードサイト「App Store」から購入できる。
最大の特長は、名称の由来でもあるTwitterを介したスケジュール共有。大多数もしくは特定の友人・グループに告知したい予定をTwitCalから登録したTwitterアカウントに投稿し、自身のTwitterアカウントをフォロー(閲覧登録)しているユーザーに公開できる。投稿された予定の詳細情報はWebブラウザ上で閲覧でき、もしTwitCalを使用しているユーザーであれば、自身のTwitCalへその予定を登録することも可能。
さらに予定の投稿者が承認すれば、一度登録した予定だけでなく、投稿者のスケジュールを同期できる。受信者は、投稿者側でスケジュールが更新されるたびに自身のTwitCal上でもスケジュールが自動更新されるようになる。
執行役員兼グローバル事業推進室の藤縄智春氏は「TwitCalは既存のカレンダーアプリケーションに比べ、操作性が格段に良い。iPhone特有のフリック/シェイク/タップ操作でスケジュールの確認・登録が容易にできる。また、iPhoneユーザー間でのスケジュール共有だけでなく、PCユーザーへカレンダーファイル(.ics)を添付したメールを送信できるなど、相手が利用している環境やデバイスに左右されずに双方向でのスケジュール共有が可能」と説明した。
スケジュールの表示形式は、月、日、リスト(任意に登録可能)別表示のほか、週単位や2週単位、月/日を組み合わせた表示が可能。さらに、専用ウィジェット(現在はMac版のみ)をPCにインストールすれば、Googleカレンダーや、iCal(Mac OS Xに標準搭載されているカレンダー)とも同期できる。
今後はEvernoteなどの日時関連情報を持つ各サービスとの連携(自然言語、画像の自動抽出)やAPI提供による各種Webサイトとの連携、対応言語の拡大(現在は英語、フランス語、スペイン語、中国語、韓国語、日本語の6カ国語に対応)などが予定されている。Evernoteについては6月までに連携が完了する見込みとする。
代表取締役社長の平野洋一郎氏は「TwitCalは海外事業戦略の一貫」だと述べ、「インターネットを介した情報資源を利用する仕組み“クラウド”、そして国内・世界ともに大成長が見込まれる“スマートフォン”市場をターゲットに、今後、TwitCalの特性を生かしたさまざまなアプリケーションを個人/企業双方に向け展開していく」とした。
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