アスペクトのStreamlined Collectionsなどを導入することで、回収業務の生産性を150%、音声セルフサービスの活用率を50%向上、個人認証番号(PIN)のリプレース処理コストを10万ドル削減したという。
日本アスペクト・ソフトウェア(以下、アスペクト)は3月23日、メキシコのBanco Wal-Mart(バンコ・ウォールマート)がアスペクトのコンタクトセンター向けユニファイドコミュニケーション(UC)アプリケーション「Streamlined Collections」および音声ポータル、インテリジェントルーティング機能を採用したと発表した。
Streamlined Collectionsは、アスペクトのプラットフォーム製品「Aspect Unified IP」の機能を活用したUCアプリケーション。金融業のコンタクトセンターにおける初期段階の回収作業を自動化することで、担当者がより高度な滞納者アカウントの回収業務に集中できるよう支援する。
Banco Wal-Martは、メキシコの130都市にわたる863のWal-Mart直営店舗ネットワークを利用して、当座預金口座、普通預金口座、ローン、クレジットカードなど広範なサービスを提供しており、今回は、回収率の向上や滞納率と貸倒引当金の削減などを目的にアスペクトの製品を導入。回収業務の生産性を150%、音声セルフサービスの活用率を50%向上、個人認証番号(PIN)のリプレース処理コストを10万ドル削減したという。
そのほかBanco Wal-Martでは、銀行の回収業務プロセスとCRM(Customer Relationship Management)を強固に統合することでデスクトップ管理とリスト作成を効率化するなどの効果を挙げている。
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