2010年12月20日 08時00分 公開
特集/連載

私物スマートフォンの職場利用に対応するポリシー制定を従業員のiPhone、iPadの管理をどうするか

従業員はiPhoneやiPadなどを職場に持ち込み、自分たちをオフィスから解放してくれる携帯端末に仕事用のデータをどんどん移すようになっている。

[Laura Smith,TechTarget]

 IT部門の好むと好まざるとに関係なく、従業員は自分のiPhoneやiPad、Android端末、BlackBerryなどを職場に持ち込んでくる。「長いものには巻かれろ」だ。携帯電話のセキュリティポリシーを確立し、スマートモバイル端末の増殖をコントロールする責任はIT部門にある。

 「経営陣はガジェットを好むものだ」と話すのは、米Jewelry Televisionの仮想化アーキテクト、ウェス・ベーカー氏。携帯端末の提供に向け経営陣が何年も前からIT部門を後押ししてきた一方で、身勝手な一般従業員は、自分たちをオフィスから解放してくれる携帯フォーマットに仕事用のデータをどんどん移すようになっているという。

 無理もない。インターネットとそれを取り巻く各種機能のおかげで、走りながらでも、仕事へ向かう途中でも、あるいは犬を散歩させながらでも、たまった仕事をどんどん片付けられるのが現状だ。南アフリカのSMMT Onlineの最高技術責任者、ジェームズ・エーンズリー氏は「ユーザーは生産的でありたいと思っている。現在のような経済環境で、情報から切り離されている余裕はない」と話す。

 携帯端末の販売が急増している背景には、どこでも自分の好きなところで働く自由が欲しいというユーザーの欲求が表れている。米調査会社Gartnerによると、2010年4〜6月期に売れた携帯端末は3億2560万台に上り、前年同期に比べて13.8%増加した。特にスマートフォンは突出しており、2010年4〜6月期の販売は前年同期比50.5%増となった。世界の携帯端末販売に占めるスマートフォンの割合は19%に達している。

ITmedia マーケティング新着記事

news144.jpg

「BOTANIST」を生んだI-neが上場 強いブランドの秘密とは?
「BOTANIST」運営のI-neが東京証券取引所マザーズに上場。テクノロジーとマーケティング...

news052.jpg

Disney飛躍の立役者ボブ・アイガー氏が語る 「積み上げてきた価値を『崇拝』せず『尊重』せよ」
The Walt Disney Companyを巨大メディア企業に成長させた前CEOのボブ・アイガー氏が、レ...

news048.jpg

組織内のデータの半分以上が「ダークデータ」 回答者の66%――Splunk調査
「ダークデータ」とは活用できていない 、もしくは把握すらできていないデータのこと。