現在、多くのベンダーがデータセンターIT市場のシェアを奪い合っている。激しい争いの中から、一歩抜け出して生き残るために各社が取り組んでいることとは何だろうか。
Cisco SystemsやHewlett-Packard(HP)、その他のハードウェア大手は現在、高度なコンバージド(集中型)ハードウェアでデータセンターIT市場のシェアを奪い合っている。だが、目に見えない本当の戦いは、システム管理ソフトウェアで繰り広げられている。
ハードウェアベンダーは(ストレージ大手のEMCも含め)現在、データセンター向けハードウェアに統合システム管理の多様な機能を組み込みつつある。
もっとも、サーバやネットワーキング製品、ストレージなどに管理機能の「トロイの木馬」を忍ばせることは、取り立てて目新しい話ではない。だが、企業がデータセンターの効率化やクラウドコンピューティング対応を強化する流れの中で、そのスケールは次第に大掛かりになり、ベンダーが手にする利益も増大しつつある。
VMware vSphere 4の価値を最大化する管理ツール「vSphere Client/vCenter Server」
LinuxとWindowsの混在環境の管理――サーバ管理ツールベンダーに聞く
これまでデータセンターでは、ストレージやサーバ、ルータなどのコンポーネントの寿命が来れば順次アップデートしてきたものだが、ここにきて多くの企業がコンバージドハードウェアを検討するようになった。このプロセスでは、バンドルされたシステム管理機能が重要な要因になる。そう指摘するのは、業界各社と関係があるため名前は明かせないが、米中西部にある大手ITインテグレーターの幹部だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
データ生成デバイスの進化・多様化により、保存すべきデータ容量は急増した。その管理においては、コストとパフォーマンスのバランスが課題となっている。解決策の1つとして注目される「HPSS」の効果について、導入事例を紹介したい。
業務のデジタル化が進み、データ量やワークロードが増大していた大阪府農協電算センター。それによりインフラの負荷が高まり、性能を向上させることが喫緊の課題になっていた。本資料では同社がどのようにインフラを移行したのか解説する。
AIでは構造化データの活用が進む一方、クラウド普及に伴いデータの分散化が加速している。この状況下で課題となるのが、レガシーストレージの存在だ。本資料では、構造化データに適したストレージ戦略を紹介する。
データ環境の急変は、企業のストレージ課題を複雑化させている。性能や拡張性、データ保護、分散環境の一元管理、コスト最適化など、自社の課題に合わせた製品・サービスをどう見つければよいのか。それに役立つ製品ガイドを紹介したい。
構造化データ/非構造化データの両方を適切に処理する必要がある今、エンタープライズデータストレージには、より高度な要件が求められている。こうした中で注目される、単一障害点のないAI主導の分散型ストレージプラットフォームとは?
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...