「VMware vSphere 5」でAppleのサーバOSがサポートされることになり、「仮想Mac OS」実現の可能性に注目が集まっている。
米Appleは「デスクトップ仮想化技術を使ってMac OSを物理マシンから切り離して管理すること」を認めていない。だがITプロフェッショナルによれば、ここへ来てそうした機能の必要性は高まっており、自身もそうした選択肢を望んでいるという。
最近、米VMwareの「VMware vSphere 5」でAppleのサーバOSをゲストOSとしてサポートすることが明らかとなり、今後Appleが仮想化サポートをデスクトップOSにまで拡大する可能性に注目が集まっている。
「これで2社の間には、これまでなかった橋が架かった。いったんこの橋でトラフィックが流れ始めれば、他の可能性の門戸も開かれるはずだ」と米Cornerstone TechnologiesでVDI(仮想デスクトップインフラ)アーキテクト兼ITエンジニアリングディレクターを務めるユージーン・アルファロ氏は指摘する。
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