2011年05月26日 08時00分 公開
特集/連載

iPad、BlackBerry、iPhoneの徹底管理で実現するモバイル戦略タブレットはノートPCを補完する存在となるか?

iPhoneやiPadの登場で、組織は新たなモバイル管理戦略を立案し、新たなセキュリティ問題とサポートモデルについても考慮しなければならなくなった。

[Scott Lowe,TechTargetジャパン]

 今から10年前、BlackBerryはモバイルムーブメントを生み出した。われわれがノートPCへの依存を強める中でこの熱が高まり、iPhoneiPadの登場で中毒症状は新たな段階に達した。これらの端末がモバイルへの欲求をこれほどかき立てるとは10年前には想像さえしなかった。この大きな需要に伴い、モバイル管理における新たなチャンスと課題が浮上した。自分の端末の利用を促す「Bring Your Own Device」(BYOD)戦略に加え、組織は新たなモバイル労働力管理戦略を立案し、モバイル端末を脅かす新たなセキュリティ問題とサポートモデルについても考慮しなければならなくなった。

 携帯型、常時接続型のタブレット端末は定着する。疑わしいと思うのなら、iPadの大成功と、しのぎを削っている競合各社のことを考えてみるといい。信じようと信じまいと、これはBYODフレンドリーなビジネスに恩恵をもたらし得る。多くの企業が近いうちにノートPCの支給をやめてしまうとは思えないが、一部ではタブレットが補完的な端末として使われている。ウェストミンスター大学では、学長がiPad熱に取りつかれた。ノートPCもまだ持っていて会議に持って来ることもあるが、大抵はiPadのみを持って出張し、以前よりも生産的になっている。iPadは適切な管理が行き届いているので、電子メールのやりとり、ちょっとした文書やプレゼン資料の編集、市況チェック、寄付してくれそうな相手への情報提供など、「外出中」のニーズを満たすことができる。

 それでも、学長のニーズはiPadでできることのほんの表面をなぞっているにすぎない。ベンダーのアプリケーションストアからは、何千というビジネスアプリを入手できる。さらに、適切なインフラがあれば、アプリケーションは簡単にデスクトップPCから切り離せる。ノートPCによって切り離しは何年も前から可能になっていたが、新世代のモバイル端末、特に3Gネットワークに常時接続できる端末により、まったく新しいレベルに到達した。

 具体例を幾つか挙げよう。

ITmedia マーケティング新着記事

news061.jpg

インフルエンサーがスポーツ観戦で最も利用しているSNSは「Instagram」――LIDDELL調べ
東京五輪の開催中に情報収集や投稿でSNSを活用すると回答した人は全体の96.9%に上りまし...

news031.jpg

ライブコマースを今始めるべき理由と成功するためのポイント 17LIVEのCEOに聞く
オンラインでのショッピング体験の充実がコロナ禍の課題となっている。新たな手法として...

news148.jpg

ミレニアル世代とZ世代 日本では5割超が経済見通しを悲観――デロイト トーマツ調査
ミレニアル世代とZ世代では組織で成功するスキルとして「柔軟性・適応性」を挙げた人が最...