絶えず変更されるUI、それでもOffice 2010に移行しますか?Office 2010導入の問題とその解決方法【第1回】

MicrosoftにはOfficeのUI改善に取り組むチームがあると思う。しかし、「一般的な各種操作に関連する機能をまとめれば使いやすくなる」という発想で、ユーザー企業にアップグレードを訴求できると思ったら大間違いだ。

2011年10月24日 09時00分 公開
[Gary Olsen,TechTarget]

 筆者はMicrosoft Office(以下、Office)のファンではない。15年も使っているがいまだに好きになれないし、一生ファンになることはないだろう。理由は単純だ。新バージョンに移行して機能の変更があるたびに、一般のユーザーはフラストレーションを感じるし、何よりも多額の関連費用が発生する。アイコンの色の変更やメニュー項目の再編成など、ユーザーにとってありがたくない変更はめじろ押しだが、根本的なOfficeの問題はいまだに解決されていない。本稿では、Officeにまつわる筆者の実体験を交えつつ、ユーザーインタフェース(UI)の問題を指摘したい。

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...