グローバル展開する企業が多くなり、タレントマネジメントが日本であらためて注目されている。SuccessFactorsのタレントマネジメントソリューションは国内で既に25社が利用している。
「SaaSでは世界最大規模のユーザー数を抱える企業だ」。人材管理ソリューションをSaaSで提供するSuccessFactorsの日本法人、サクセスファクターズジャパンの取締役社長 木下雄介氏は、自社のサービス提供規模をこう説明する。同社は業務アプリケーションの中でも人材管理に特化し急成長してきた企業だ。伊藤忠商事やNECなどグローバル企業を中心に日本でも導入が増えてきた。「会社を元気にする次世代アプリケーション」第2回では、「戦略的人事にフォーカスする」(木下氏)という同社ソリューションを紹介する(第1回記事「マーク・ベニオフ氏が出資、経費精算を極めた「Concur」の機能を見る」)。
ビジネスでは通常、ゴールとなる目標があり、その目標を達成するための戦略、そして実行のフェーズがある。しかし、多くの企業では「実行のミスで多くの価値を失っている」と木下氏はいう。実行フェーズでは全社目標が小さな粒度の目標に分解されて部門やチーム、そして個人に割り当てられる。それらの小さな目標を達成すれば、部門や全社など大きな目標の達成が見えてくるという仕組みだ。しかし、多くの企業でこの部門やチーム、個人の目標と実行が適切に管理されていないと木下氏は指摘する。「SuccessFactorsはこの戦略と実行の間のギャップを克服する19のモジュールを持つ」(木下氏)
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