Androidの不正アプリは「Bouncer」で撲滅できるか不正アプリのダウンロードを40%減少させる効果も

GoogleはAndroidアプリのセキュリティ対策として自動スキャン機能「Bouncer」を導入した。野放し同然だったマーケットの安全性を高めることができるのだろうか?

2012年03月08日 09時00分 公開
[James Furbush,TechTarget]

 私物端末の業務利用(BYOD)制度を管理しているIT担当者にとって、Androidアプリのセキュリティが必ずしも完全でないことは周知の事実だ。米Googleは最近、Google Play(旧Androidマーケット)をスキャンしてマルウェアを見つけ出すプログラム「Bouncer」を導入した。だがアプリにまつわるセキュリティ不安は依然として残る。

 GoogleのBouncer発表は、これまでマーケットのアプリを野放しにする姿勢で悪名高かった同社としては、大きな変化だった。Googleの何でもありのマーケットは、「オープンな」モバイルOSを持つことの重大なデメリットとなり、マルウェアやスパイウェアが正規のアプリを装うことも可能にしていた。

悪質なコードや動作を検出する「Bouncer」

ITmedia マーケティング新着記事

news148.jpg

天候と位置情報を活用 ルグランとジオロジックが新たな広告サービスを共同開発
ルグランとジオロジックが新たな「天気連動型広告」を共同開発した。ルグランが気象デー...

news130.jpg

“AI美女”を広告に起用しない ユニリーバ「Dove」はなぜそう決めたのか
Unilever傘下の美容ケアブランド「Dove」は、「Real Beauty」の20周年を機に、生成AIツー...

news099.png

有料動画サービス 34歳以下では過半数が利用経験、4割は1日1回以上利用
「ニールセン・ビデオコンテンツ アンド アド レポート 2024」を基に、テレビ画面での動...