Windows 8環境をUSBメモリで携帯できる「Windows To Go」MacBook AirでもWindows 8を起動

USBメモリにWindows 8をインストールして、外出先のPCでWindows 8を起動できる「Windows To Go」。現時点で判明している情報を整理した。

2012年03月23日 18時30分 公開
[Bridget Botelho,TechTarget]

 米Microsoftは次期OS「Windows 8」に「Windows To Go」と呼ばれる新機能を搭載する。この機能は、USBメモリを使って職場と同じWindowsデスクトップ環境を私物PCでも起動できるようにする。「Windows 8 Consumer Previewに見る企業向け機能」で予告した通り、今回はこのWindows To Goについて解説する。

 Windows To Goを使えば、企業は私物端末の業務利用を認める「BYOD(Bring Your Own Device)」を実施できるとMicrosoftは主張している。ただし、この機能を役立てられる端末の種類はかなり限られたものとなりそうだ。

 Windows To Goを使うことで、企業は従業員の業務アプリやデータ、個人設定とともに、IT部門の管理下にあるWindows 8環境を丸ごとUSBメモリにインストールできる。エンドユーザーはそのUSBメモリを自分のデスクトップPCやノートPCに差すだけで、職場で利用しているWindows 8デスクトップ環境を実行できる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。

ITmedia マーケティング新着記事

news046.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news026.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...

news130.jpg

Cookieを超える「マルチリターゲティング」 広告効果に及ぼす影響は?
Cookieレスの課題解決の鍵となる「マルチリターゲティング」を題材に、AI技術によるROI向...