米Red Hatが米Zendと提携を結んだ。Red HatのPaaS(Platform as a Service)サービス「OpenShift」にZendのPHPアプリケーションサーバ「Zend Server」を統合し、エンタープライズ市場への浸透を深めることが狙いだ。
両社が提携を決断した要因として、急成長中のモバイルアプリケーション開発市場におけるチャンスの拡大と、フロントエンド開発言語としてのPHPの人気を挙げている。Red HatのOpenShiftはオープンソースのPaaSであり、Java、Ruby、PHP、Pythonなど、6つの言語をサポートする。
「この提携により、開発者はOpenShiftプラットフォームでZend Serverの良いところをフルに活用できる。さらに開発者は、サーバの管理ではなく、コードとユーザーに集中できる。非常に強力な組み合わせだ」とRed HatのOpenShift製品マーケティング担当ディレクター、ジミー・ゲレロ氏は語る。
ZendのCEOであるアンディ・ガトマンズ氏によると、両社には会合やカンファレンスで一緒になる機会が多く、オープンソース企業である両社の提携は有機的に実現に至ったという。
「ZendとRed Hatは明らかによく似た市場でビジネスをしている。どちらもオープンソース企業であり、顧客ベースも多くの部分で重複している。エンタープライズ開発の推進という点でも、われわれは同じようなビジョンを持っている」とガトマンズ氏。
同氏によると、今回の提携は中規模から大規模企業のメインストリームのビジネス開発者をターゲットにしたものだという。同氏の構想には、Zendの全ての開発ツールとランタイムの他、統合開発環境(IDE)のEclipse、OpenShiftが含まれている。
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