遅いシステムの原因を特定したい課題解決ナビ

「急にシステムが遅くなった」「想定した性能が出ない」。システムの運用後に必ずといっていいほど発生するのが、性能に関する課題だ。その解決に役立つ具体策を解説する。

2013年01月07日 08時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 システムの反応が急に鈍くなった――。こうしたシステム性能の悪化原因を特定するためには、管理者がデータベースやアプリケーション、ネットワーク、サーバなどの各種統計情報を日々監視し、経験やノウハウを基に問題を切り分けて対処することが必要になる。ただし、人手だけに頼れば解決に時間がかかるだけでなく、管理者の負担も大きくなる。

 従来の性能管理業務では、システムの構成要素を個別に監視するのが基本的な手法だった。だが現在は、仮想化やクラウドの普及でシステム構成が多様化。性能悪化の根本原因を追跡するのが困難になってきている。

 こうした環境下でシステム性能の劣化原因を突き止めるには、性能管理の効率化を目的としたツールの利用が近道だ。この具体策となるのが、「アプリケーションパフォーマンス管理」「統合運用管理ツール」「ネットワーク管理ツール」「データベース負荷テストツール」である。以下、それぞれの概要を解説する。

会員登録(無料)が必要です

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

隴�スー騾ケツ€郢晏ク厥。郢ァ�、郢晏現�ス郢晢スシ郢昜サ」�ス

事例 ServiceNow Japan合同会社

取引契約締結までの時間を半減、野村総合研究所のサプライチェーン管理変革術

コンサルティングとITソリューションを組み合わせ、企業の経営改革や事業改革を支援する野村総合研究所では、自社の改革にも取り組んでいる。本資料では、「調達業務改革」を推進している同社の取り組みを紹介する。

事例 ServiceNow Japan合同会社

業務の効率化と研究環境の強化を実現、大学が採用したプラットフォームとは?

研究機関のデジタル化は、業務効率向上だけでなく、研究の加速にも直結する。沖縄科学技術大学院大学では、統合プラットフォームを活用し、IT管理や学生情報管理を最適化することで、業務改革を実現した。

製品資料 LRM株式会社

セキュリティ教育が形骸化しがちなのはなぜ? 3つの視点から探る改善のヒント

セキュリティ教育の重要性は広く知られるところだが、実施していくうちに目的があいまいになったり、実施状況が見えづらくなったりして、形骸化してしまうケースは少なくない。これらを回避するためのポイントを、3つの視点から解説する。

技術文書・技術解説 アマゾン ウェブ サービス ジャパン 合同会社

AWSのサービスで実践するIoT活用、「猫のエサやり自動化」例で全体の流れを解説

AWSのIoTサービスを活用することにより、DIY感覚でさまざまなアプリを作成して、IoTデバイスを制御できるようになる。ビジネスシーンでの活用も広がる同サービスについて、「猫のエサやり自動化」を例に全体の流れを解説する。

製品資料 日本ヒューレット・パッカード合同会社

AI展開を成功に導く、ハイブリッドクラウドがもたらす5つの主要メリットとは

AIを業務に組み込むに当たり、データセキュリティの強化や拡張性の確保、コストの管理といった課題に直面している企業は少なくないだろう。これらを解決に導くとみられる、ハイブリッドクラウドの5つのメリットとは?

From Informa TechTarget

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。

ITmedia マーケティング新着記事

news027.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news023.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...

news025.png

「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。