「急にシステムが遅くなった」「想定した性能が出ない」。システムの運用後に必ずといっていいほど発生するのが、性能に関する課題だ。その解決に役立つ具体策を解説する。
システムの反応が急に鈍くなった――。こうしたシステム性能の悪化原因を特定するためには、管理者がデータベースやアプリケーション、ネットワーク、サーバなどの各種統計情報を日々監視し、経験やノウハウを基に問題を切り分けて対処することが必要になる。ただし、人手だけに頼れば解決に時間がかかるだけでなく、管理者の負担も大きくなる。
従来の性能管理業務では、システムの構成要素を個別に監視するのが基本的な手法だった。だが現在は、仮想化やクラウドの普及でシステム構成が多様化。性能悪化の根本原因を追跡するのが困難になってきている。
こうした環境下でシステム性能の劣化原因を突き止めるには、性能管理の効率化を目的としたツールの利用が近道だ。この具体策となるのが、「アプリケーションパフォーマンス管理」「統合運用管理ツール」「ネットワーク管理ツール」「データベース負荷テストツール」である。以下、それぞれの概要を解説する。
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