米Microsoftは、Windows 8でスタートボタンを廃止すると発表してから、ユーザーの猛烈な怒りを買っている。ユーザーは、スタートボタンがなくなっただけでなく、スタートメニューのコードが削除されたことにもひどく衝撃を受けている。
ModernUI(旧称Metro UI)への強制的な移行は、ユーザーをろうばいさせるとともに、現在のWindows 7ユーザーがWindows 8へアップグレードしない大きな理由の1つにもなっている。
Microsoftの論理としては、ユーザーには強制的に新しいUIを覚えさせ、スタートメニューのような古い手法は使い続けてほしくないのもしれない。Microsoftが直接言ったわけではないが、そうした趣旨のことをMicrosoftの管理職がブログに記した。
Microsoftが引用した調査によると、ユーザーはそれほどスタートメニューを使っていないそうだ。この調査結果を根拠にスタートメニューは削除されたのだろう。また、従来のスタートメニューはタッチインタフェース用に最適化されていないため、Modern UIのアプリケーション(アプリ)と従来のスタートメニューが相互にやりとりする方法はないという。
2012年10月下旬のWindows 8出荷前から、公開β版用に開発されたスタートボタンの代替プログラムが市場に出回り始めた。β版の最後のコードのリリース後、同様の代替プログラムが氾濫した。
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