Windows XPのサポート終了が迫る中、ユーザーのWindows 7、8への移行の動きが鈍い。問題となるのはOS自体の移行ではなく、周辺アプリケーションの対応だと指摘する声がある。
Windows XPからの移行が簡単な作業でないことはよく知られている。米Microsoftは移行計画の妨げとなる「既知の問題点」を顧客が検討しないことを最も恐れていると、同社のソリューション担当であるボブ・リンカビックス氏は話す。「ユーザーは最も作業を要するアプリケーションを洗い出す必要がある」
米国ボストンで開催された同社イベントで、Microsoftは「ITの意思決定者は戦略計画を策定し、アプリケーションを新しいOSに移行することを考える必要がある」と述べている。
確かに2014年4月8日にMicrosoftがWindows XPとOffice 2003のサポートを終了してしまうと、エンドユーザーには問題が起こる。例えばバグ修正やセキュリティパッチがWindows XPには提供されなくなり、デスクトップやラップトップのWindows XPはセキュリティ上の脅威にさらされやすくなる。
しかし、Windows XPからの移行に関心を持つユーザーは多くないのが現状だ。
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