ANAのCA/パイロットを身軽にした「8500台の空飛ぶiPad」2キロ/10キロのマニュアルが700グラムに

全日本空輸(ANA)は8500台のiPadを導入。客室乗務員やパイロットの業務効率向上に生かしている。iPad導入の経緯や導入効果について、同社担当者に聞いた。

2013年05月24日 08時00分 公開
[鳥越武史,TechTargetジャパン]

 全ての客室乗務員(CA)とパイロットにiPadを配布した全日本空輸(ANA)。配布総数8500台に及ぶiPad導入プロジェクトは、どういった経緯で進んだのか。iPad導入で得た具体的な効果とは。2013年5月に開催したIT総合イベント「スマートフォン&モバイル EXPO春 2013」で講演した、ANAの業務プロセス改革室 イノベーション推進部の林 剛史氏の話を基に明らかにする。

iPad導入の経緯:業務改革のツールとして導入

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