2014年03月07日 08時00分 公開
特集/連載

教育機関のタブレット活用、100万台を超えるのは何年後?教育ITニュースフラッシュ

IDC Japanが発表した教育機関のタブレット活用に関する調査結果から、小学校のWindows8/8.1タブレット活用授業を支援する新製品まで、注目の教育IT関連ニュースをお届けします。

[鳥越武史,TechTargetジャパン]

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 教育機関のIT導入事例、教育機関向けの新製品に関するニュースを紹介する教育ITニュースフラッシュ。IT調査会社IDC Japanが発表した教育分野のタブレット出荷台数に関する調査結果から、小学校向けのWindows 8/8.1タブレット活用支援ソフトの新製品まで、さまざまなニュースがありました。

教育分野のタブレット出荷台数は? IDC Japanが調査

 同社の調べによると、教育分野におけるタブレットの国内の出荷台数は、2013年で25万台に上った。タブレット本体に、電子黒板やLANといった周辺製品を加えたタブレット関連国内市場の売上額は、2013年で260億円になったという。同社は、実績調査に取材情報などを加味した上で、2014〜2018年の教育分野のタブレット出荷台数とタブレット関連国内市場の売上高も予測。タブレット出荷台数は2014年に43万台、2018年には128万台に達するとみており、タブレット関連市場の売上高は2014年に302億円、2018年には759億円になると試算する(発表:IDC Japan<2014年3月6日>)。

国際教養大学がネット寄付を可能に 開学10周年記念事業の一環

 同大学は秋田県秋田市の公立大学法人であり、2014年4月で開学10周年を迎える。これまでも全講義を英語で実施したり、1年間の留学を義務付けるといったユニークな教育システムの構築に取り組んできた同大学。10周年記念事業としてキャンパス環境の整備や奨学金制度の拡充といった取り組みを進める原資とすべく、2014年3月6日にインターネットを使ったクレジットカードによる寄附金の募集を開始した。システムには、30校以上の教育機関における導入実績がある、フューチャーコマース(京都市)のインターネット寄付金収納サービス「F-REGI寄付支払い」を採用した(発表:国際教養大学、秋田国際カード、秋田ジェーシービーカード、フューチャーコマース<2014年3月6日>)。

小学校のWindowsタブレット活用を支援、ジャストシステムが新ソフト

 Windows 8/8.1端末で利用できる小学校向けの学習・授業支援ソフトスイート「ジャストスマイル クラス」を2014年6月23日に発売する。ワープロの「一太郎スマイル」や日本語入力(IME)の「ATOK」に加え、計算/漢字のドリル教材など、授業やグループ活動に役立つツールや教材をそろえた。同社がクライアントPC向けに販売する同種のソフトスイート「ジャストスマイル」のタブレット版という位置付けだ。ジャストスマイルの搭載ソフトをタッチペンで利用可能にしたり、写真や手書きで発表資料を作成できるツールなど、タブレット学習に適したソフトを追加した。Windows 8/8.1向けのクライアントソフトと、サーバソフトで構成される。価格はオープンで、想定価格も非公開(発表:ジャストシステム<2014年3月5日>)。

参考書や問題集の内容を講義動画に、啓林館が新サービス

 教科書や参考書などを販売する新興出版社啓林館(大阪府大阪市)は、約4000種の参考書や問題集の内容を講義動画として配信するサービス「スマートレクチャー」を2014年4月から提供する。講義動画の配信対象となる参考書や問題集は、開始当初は高等学校用の数学参考書『フォーカス ゴールド』、英語参考書『Vision Quest 総合英語』、理科参考書『センサー』シリーズ、中学校用の『ホントにわかる』シリーズなど。講義動画は、無料のビュワーである「ThinkBoard Player」を導入したスマートデバイスやクライアントPCで視聴する。利用料金は1ユーザー当たり月額500円(税別)で、契約後は全ての動画を視聴可能。その他、大学入試センター試験対策や中学生向けの基礎学習といった無料動画も用意する(発表:新興出版社啓林館<2014年3月3日>)。

Skype英会話と英語基礎学習をワンパッケージに、すららネットが提供

 すららネット(東京都千代田区)のオンライン学習教材サービス「すらら」と、子ども向けSkype英会話サービス「おしゃべリンガ」(サービス共同運営:フィリピンの4Communication)を組み合わせてパッケージとして提供する。2014年3月4日に提供開始。英会話講師が、各学習者のすららにおける学習状況を把握できるようにし、個別の学習者にあった英会話レッスンを提供できるようにした。利用に当たっては、まず教育機関が、すららネットからパッケージを購入。その上で教育機関は、サービスを利用する学習者に利用料金を請求する形となる。教育機関がパッケージを購入する際の価格は非公開だが、学習者向けの利用料金は、英会話レッスンが週1回の場合、1ユーザー当たり月額5000円程度を想定。主に学習塾を中心に訴求する(提供:すららネット<2014年3月4日>)。

5万件の卒業生IDを保管、ネットスプリングが仮想アプライアンス発売

 ネットワーク関連製品の開発や販売を手掛けるネットスプリング(東京都港区)は、IDなどのアカウント情報を大量に保管するための認証アーカイブ製品「AXIOLE-lite」を発表した。2014年3月18日に出荷開始する。大学などの教育機関が持つ卒業生のアカウントや、卒業生向けに発行する“生涯アカウント”といった情報を5万件までアーカイブできる。同社が提供する認証アプライアンス製品「AXIOLE」を基に、機能や処理能力を抑えてアーカイブ用途に特化させた。VMwareの仮想環境向けの仮想アプライアンスとして提供。料金は全て税別で、初年度ライセンス料金は60万円、次年度以降の年間利用料金は12万円(発表:ネットスプリング<2014年3月5日>)。

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