「Windows 10」は“タブレットユーザーに優しくない”の真相「Surface Pro」で使うとどうなる?

「Windows 10」は、「Windows 8.1」搭載タブレットのユーザーにとってメリット、デメリットがあることが分かった。ノートPCユーザーを優遇しているといわれても仕方がない機能を搭載しているからだ。

2014年10月18日 09時00分 公開
[Jamison Cush,TechTarget]

 「Windows 8.1」搭載タブレットのファンにとって良い知らせがある。「Windows 10」では新しいスタートメニューでのアプリ表示を利用する必要はなく、タブレットに適したスタート画面を使えるようになるらしい。これは、米Intelのプロセッサを搭載した8インチ型のWindows 8.1デバイス(米Dellの「Venue 8 Pro」や東芝の「Encore」など)を使っているユーザーにとっては、うれしいニュースだ。Windows 10ではアプリのサポートとアプリ関連機能が改善されるものの、こうした小さな画面上でデスクトップを使うのは、大変いらいらするものであるからだ。

 Windows 8.1タブレットのファンにとって悪い知らせもある。上述のようなオプションはあるものの、アプリのナビゲーションと動作に関しては、デスクトップユーザーを優先する方向に変更されているのだ。

photo Windows 10スタート画面

初期版ながらも本格動作

ITmedia マーケティング新着記事

news108.jpg

今度の「TikTok禁止」はこれまでとどう違う?
米国ではまたしてもTikTok禁止措置が議論されている。これまでは結局実現に至らなかった...

news048.png

「ゼロクリック検索」とは? SGE時代の検索の変化と5つの対策を解説
SEO専門家やマーケター、そして情報を求める人々にとって、「ゼロクリック検索」はどのよ...