震災前から慢性的な医師不足が指摘されていた東北地方では、地域医療の課題が顕在化した。復興ともに医療課題の改善を目指す岩手県の取り組みを紹介する。
東日本大震災の発生から3年が経過し、被災地はさまざまな分野で継続的に復興に取り組んでいる。震災前から慢性的な医師不足が指摘されていた東北地方は、沿岸部の多くの医療機関が被災したことで地域医療の課題が顕在化した。
そうした中、岩手県は2014年2月15日、「地域医療再生シンポジウム 〜岩手の今、日本の明日〜」を東京都内で開催。岩手県の達増拓也知事と地域医療の専門家が講演やパネルディスカッションを行った。本稿では、その内容を紹介する。
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