「OpenStack」の簡単導入、VMware無料ツールが見逃せない理由クラウドへの移行負荷を軽減

企業が「OpenStack」を導入するには、多くの時間と高度な技術的知識が要求される。これをチャンスと捉える米VMwareは、同社独自のディストリビューションを開発した。

2015年05月18日 16時30分 公開
[Sander van VugtTechTarget]

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「VMware Integrated OpenStack(VIO)」の仕組み(米VMwareのブログから)《クリックで拡大》

 データセンター市場における米VMwareの影響力が、競合企業の登場で揺らいでいることは誰の目にも明らかだ。VMwareは長い間、「VMware vSphere」によってサーバ仮想化市場をリードしてきた。だが同社がクラウドコンピューティングという新たな分野に進出し始めた今、状況はやや混沌としている。

 クラウドの世界ではこの2年間、「OpenStack」が大きな注目を集めてきた。OpenStackはオープンソースのクラウド構想であり、ソフトウェア業界およびハードウェア業界の多数の大手企業が開発に参画している。IT市場の全ての主要プレーヤーが関与していることもあり、OpenStackは有力なクラウドプラットフォームになった。同技術はパブリッククラウドとプライベートクラウドのどちらの配備にも使える。

包括的プラットフォームへの進化

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