サイバーエージェント、ヤフー、楽天が語るOpenStackとの理想的な関係「Open Cloud Summit Japan」リポート

パブリッククラウドやプライベートクラウドの利用が増え、ベンダーロックインを気にするユーザーが増えてきた。OpenStackを利用(検討)し自社でプライベートクラウド開発・運用する先進企業3社にその取り組みを聞いた。

2014年05月02日 08時00分 公開
[荒井亜子,TechTargetジャパン]

 クラウド事業者やデータセンター事業者に限らず、大規模なシステムを抱えるエンタープライズ分野でも利用が進む「OpneStack」。数千、数万台の仮想サーバを含むシステムインフラを支える技術がオープンソースで使えるとあって、プライベートクラウドを検討する企業には有力な選択肢として注目されている。

 2014年4月16日に開催された日本アイ・ビー・エム(IBM)のイベント「Open Cloud Summit Japan」では、日本のWebサービスをリードする企業3社(サイバーエージェント、ヤフー、楽天)が、事業会社にとってのオープンクラウド活用についてディスカッションした。システムインフラにおける課題、OpenStackを利用検討に至るまでのプロセスや、導入効果などをリポートする。

パネリスト

奈良真治氏(サイバーエージェント アメーバ事業本部Ameba Infra. Unit マネージャー)

松谷憲文氏(ヤフー システム統括本部 サイトオペレーション本部 本部長)

岩崎 磨氏(楽天 サーバープラットフォームグループ サブマネージャー)

小池裕幸氏(日本アイ・ビー・エム 執行役員 GTS事業本部 クラウド事業統括担当)

モデレーター

吉田雄哉(吉田 パクえ)氏(Co-meeting 取締役 パブリッククラウドエバンジェリスト)


3社がOpenStackの利用検討に至るまで

ITmedia マーケティング新着記事

news148.jpg

天候と位置情報を活用 ルグランとジオロジックが新たな広告サービスを共同開発
ルグランとジオロジックが新たな「天気連動型広告」を共同開発した。ルグランが気象デー...

news130.jpg

“AI美女”を広告に起用しない ユニリーバ「Dove」はなぜそう決めたのか
Unilever傘下の美容ケアブランド「Dove」は、「Real Beauty」の20周年を機に、生成AIツー...

news099.png

有料動画サービス 34歳以下では過半数が利用経験、4割は1日1回以上利用
「ニールセン・ビデオコンテンツ アンド アド レポート 2024」を基に、テレビ画面での動...