クラウド化で議論が進む「ファイルシステム限界論」代替技術は生まれるか?

非構造化データの爆発的な増加やクラウドのような技術の普及を受け、従来のファイルシステムで対応できるのかという疑問が出ている。

2015年08月03日 15時00分 公開
[Jon ToigoTechTarget]

関連キーワード

SMB | ディスクストレージ | ストレージ


主要バックアップアプライアンスの重複排除方式(参照:【徹底比較】エントリー向け重複排除バックアップアプライアンスの機能と導入コスト)《クリックで拡大》

 基本から始めよう。ファイルシステムにはさまざまなものがある。一部のストレージメディアに特化したものもあれば、ネットワークに接続された特定のタイプのストレージデバイスへのアクセスを提供するものもある。前者の例として光ディスク用の「ISO 9660」ファイルシステムなどがあり、後者の例としてNFS(Network File System)、CIFS(Common Internet File System)、SMB(Server Message Block)などがある。また、1つのファイルデータおよびメタデータスキーマを全く異なるファイルおよびメタデータスキーマに変換、あるいはマッピングするファイルシステムもある。こうしたファイルシステムは、物理メディア上におけるファイル解析に関与している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

From Informa TechTarget

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

ITmedia マーケティング新着記事

news017.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news027.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news023.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...