「Surface Pro」「iPad」でVDIを構築した米病院の“モバイル推進”戦略事業推進の原動力として活用

患者の診療記録やカルテの電子化が進む中、仮想化やモバイル化の目標はコスト削減にとどまらない。

2015年09月10日 15時00分 公開
[Alyssa WoodTechTarget]
phot 高知大学医学部附属病院で使われているiPhone「TechTaretジャパン「iPod touch 600台を看護師に配布した高知大学医学部附属病院」より《クリックで拡大》

 新技術の導入に当たっては、多くの企業がコスト削減を目標とする。だが仮想化やモバイルアプリケーションへの移行については、それが必ずしも最大の要因になるとは限らない。

 医療機関では「一貫性」「信頼性」「常時どこからでも重要なアプリケーションにアクセスできること」が、仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)やモバイル化推進の最大級の原動力となる。このほど開かれた米VMwareの年次カンファレンス「VMworld 2015」では、「VMware Horizon」や「AirWatch」などのモバイル端末管理(MDM)ソフトウェアを使ってVDIと私物端末の業務利用(BYOD)制度を導入した病院の事例が紹介された。

病室などにキオスク端末を設置

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...