増える金銭を目的としたサイバー攻撃。その手口とは一体どのようなものなのだろうか。実際に発生した事件をみつつ、その手口を紹介する。
金銭を目的としたハッカー集団は、企業の情報を狙った攻撃(サイバースパイ)に目を向けている。具体的には、企業のセキュリティを侵害して企業秘密を取得し、第三者に売ったりインサイダー取引に使用したりするという手口だ。
最近発生したサイバースパイ事件を1つ紹介しよう。米国とウクライナで男性9人が、金銭目的でニューヨーク証券取引所とNASDAQに高度なサイバー攻撃を仕掛けて機密情報を盗難したことに対して連邦犯罪で起訴されたという事件だ。彼らは大手ニュースリリース配信企業3社を攻撃し、企業の未発表のプレスリリースを、5年間で総計15万個も入手した。その被害に遭ったのは下記の企業などだ。
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ランサムウェア以外にもさまざまなサイバー攻撃が企業を襲い続けているが、重大なセキュリティインシデントへの対策を適切に行えている企業は今も少ない。その理由や、状況を改善するための4つのステップを詳しく解説する。
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さまざまなITツールの導入が進んだことで、脅威アクターにとっての攻撃対象領域も拡大し、ランサムウェア攻撃が増加し続けている。しかし、多くの企業で対応が後手に回ってしまっている。この状況から脱却するにはどうしたらよいだろうか。
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サイバー脅威に対するレジリエンスと脆弱性管理を強化することは、多くの企業にとって喫緊の課題になっている。リソースとコストが限られている中で、効果的に進めるにはどうすればよいのか。そのヒントを解説する。
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