2015年10月23日 12時00分 公開
特集/連載

手に持ったのは銃ではなくコンピュータサイバー攻撃者はどのようにもうけているのか? 驚異の手口を分析する (1/2)

増える金銭を目的としたサイバー攻撃。その手口とは一体どのようなものなのだろうか。実際に発生した事件をみつつ、その手口を紹介する。

[Olivia Eckerson,TechTarget]
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 金銭を目的としたハッカー集団は、企業の情報を狙った攻撃(サイバースパイ)に目を向けている。具体的には、企業のセキュリティを侵害して企業秘密を取得し、第三者に売ったりインサイダー取引に使用したりするという手口だ。

 最近発生したサイバースパイ事件を1つ紹介しよう。米国とウクライナで男性9人が、金銭目的でニューヨーク証券取引所とNASDAQに高度なサイバー攻撃を仕掛けて機密情報を盗難したことに対して連邦犯罪で起訴されたという事件だ。彼らは大手ニュースリリース配信企業3社を攻撃し、企業の未発表のプレスリリースを、5年間で総計15万個も入手した。その被害に遭ったのは下記の企業などだ。

  • 米Align Technology
  • 米Caterpillar
  • 米Hewlett Packard(HP)
  • 米Home Depot
  • 米Panera Bread
  • 米VeriSign
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