SEOに1年前の常識は通用しない。SEOの現状を簡単にまとめつつ、各社が公開しているWeb診断・分析サービスを紹介する。
検索エンジン最適化(SEO)分野の変化は目まぐるしい。Webサイトのユーザーやコンシューマーの動向を完全に把握するために、Webサイトの開発者は今やデータアナリストの役割も要求されている。
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インターネット検索エンジンの内部アルゴリズムは、ユーザーの検索要求とWebサイトとの関連性を判断し、Webサイトにランクを付ける。SEOを行ったWebサイトは、検索エンジンのアルゴリズムによって検索要求への適合度が高いWebサイトだと判断され、他のWebサイトよりも高いランクが付けられる可能性が高くなる。
一般にユーザーがチェックするのは、検索結果の1ページ目に表示される最初の10件だけで、2ページ目以降の結果をチェックするユーザーは非常に少ないといわれている。そのため、現在のデジタル市場で企業が競争力を維持するには、検索エンジンから高いランクを得ることが極めて重要になる。
米Googleは検索エンジンのアルゴリズムを何度も更新し、結果のランク付け方法を変え続けている。昔はWebサイトに付加されたキーワードとメタタグに基づいてランクを付けていた。SEOの専門家は、Webサイトの各ページに埋め込むキーワードやメタタグを最適化し、Webサイトが上位に表示されるようにしていた。しかし、Googleは現在、キーワードをランク付けに利用していない。
最近Googleが更新したアルゴリズムでは、Webサイトでのユーザーの行動と各ユーザーのオンライン設定も考慮してランクを付けるようになった。例えば、Googleは「Gmail」でやりとりされるさまざまな件名を把握しているため、検索結果の関連性は今後これを考慮するものになる。
理論上は、誰にとっても素晴らしいニュースといえる。誰かがサイトの内容に関心を持っていて、サイトのコンテンツがその人の検索パラメーターに一致していれば表示される可能性が高くなる。
コミュニティーサイト「Simple-Talk」のコンテンツマネジャーを努めるデイブ・コンベリー氏は次のように話す。「純粋な結果を見たければ、Googleにログインした状態でいろいろと検索した後、シークレットモードに切り替えて同じ検索をしてみるとよい。ほぼ間違いなく結果は異なるはずだ。恐らく、順序が違うだろう」
Googleの新しいシステムは、以前のランク付けシステムよりも優先されるものではない。これまでの手法と併用して、よりバランスの取れた結果を返すことを目指す。この更新によって、検索アルゴリズムの設計はますます複雑になるかもしれないが、検索エンジンがより正確なサービスを提供できるように企図されている。
今のところ、この変化が当てはまるのはGoogleのみだが、近い将来、他の検索エンジンプロバイダーも以下のような手法を取り入れると考えるのが妥当だろう。
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