全ての用途に最適だとは限らないものの、「Chromebook」をシンクライアントデバイスとして生かすメリットは少なくない。主要なメリットを深掘りする。
Googleの「Chromebook」は、仮想デスクトップインフラ(VDI)クライアントとして魅力的な選択肢である。その理由には、価格の安さや持ち運びやすさに加え、大抵のVDIベンダーが何らかの形でGoogleの「Chrome OS」をサポートしていることが挙げられる。
Webブラウザの「Chrome」は、Chromebookがローカルで実行する唯一のソフトウェアだ。Chromeは、インターネットや経由で他のアプリケーションやデータへアクセスできるが、Chromebookにデータを残すことは基本的にない。
Chromebookは、シンプルさと手頃な価格でVDI導入組織を魅了している。ではなぜ、VDIを導入済みの全ての組織が、Chromebookをシンクライアントデバイスとして利用しないのだろうか。Chromebookでグラフィック処理の多いアプリを使う場合、リソースの制約によって最適なパフォーマンスが得られなかったり、ストレージの容量が最小限しか提供されていなかったりすることなどが、その理由だろう。
本稿では、VDIでChromebookをシンクライアントとして利用する方法と、そのメリットについて解説する。具体的には、ChromebookによるIT管理プロセス自動化の仕組みや、ハードウェアコストが低い理由を紹介する。
「ECプラットフォーム」 売れ筋TOP10(2024年3月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
GoogleがZ世代のローカル検索でInstagramやTikTokに敗北 なぜこうなった? これからどうなる?
Googleは依然として人気の検索サイトだが、ことZ世代のローカル検索に関しては、Instagra...
DE&Iに関する実態調査 「公平」と「平等」の違いについて認知度は2割未満
NTTデータ経営研究所がNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションと共同で実施...