Facebookの後追いではない? LinkedInが“データセンターOSS化”に挑む真の理由「Open19」は「Open Compute Project」とどう違うか(1/2 ページ)

ビジネス向けSNSのLinkedInが、データセンター向けハードウェアの標準化を目指すプロジェクトを開始した。同様の目標を掲げるFacebook主導の「Open Compute Project」とは何が違うのか。

2016年08月24日 15時00分 公開
[Robert GatesTechTarget]
LinkedIn LinkedInが主導する「Open19」プロジェクトの公式サイト《クリックで拡大》

 大規模データセンター向けのハードウェア仕様や設計図をオープンソースとして開発するプロジェクト「Open Compute Project」には手を出しにくい企業もあるだろう。先日、規模の大小を問わずあらゆるデータセンターをターゲットに据えたハードウェアの標準化を目指す新たなプロジェクトが始動した。このプロジェクトが順調に支持を集めれば、今後、“大衆版”のハードウェア仕様が身近な企業のデータセンターに採用されることになるかもしれない。

新プロジェクト「Open19」とは

       1|2 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news119.jpg

ネスプレッソ幹部に聞く「マーケティングとサステナビリティーは両立可能か?」
Marketing DiveはNespresso USAでマーケティング担当バイスプレジデント兼サステナビリテ...

news028.jpg

生成AI活用の成否を決める「プロンプトエンジニアリング」 知っておくべきポイントとは?
マーケティング領域で進む「AIシフト」に取り残されないため、どうすればいいのか。今回...

news124.jpg

マーケティングを「リアルタイム」に進化させるために何から始めればいい?
2024年9月に米ラスベガスで開催されたBrazeの年次イベント「Forge 2024」の会場で、同社...