FacebookとGoogleが導入して話題の「ベアメタルスイッチ」とは?ネットワークエンジニアは目をそらしてはいけない

サーバを皮切りに委託者のブランドで設計・製造する「ODM」製品が市場に登場し始めた。その波はネットワーク業界にも広がり、新しいタイプのスイッチが開発され注目を集めている。

2014年12月22日 15時00分 公開
[Shamus McGillicuddy,TechTarget]

 ベアメタルスイッチ(ホワイトボックススイッチと呼ばれることもある)はニッチ市場だと考えられていた。だが、米Dellが突如参入したことで、他の大手ベンダーも近くベアメタルスイッチの市場に参入する可能性がある。ベアメタルスイッチのセットアップには特別なスキルが必要だと考えているかもしれない。だが、早期導入者は恐れおののく必要はないと話している。

 平均的なネットワークエンジニアは、ベアメタルスイッチが特殊なテクノロジーだと考えているかもしれない。サードパーティー製ネットワークOSを実行するベアメタルスイッチは、ネットワーク業界に劇的な変化をもたらした一因となっている。特にクラウドサービス/Webコンテンツ/金融サービス市場のデータセンターで働くオペレーターの多くは、ベアメタルスイッチを試すことに意欲的だ。ベアメタルスイッチは、ネットワーク業界に大きな経済的な転換をもたらす可能性を秘めている。また、ネットワークエンジニアは、これまでにない柔軟性とアジリティを手に入れられるかもしれない。

ベアメタルスイッチのメリットを整理

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia マーケティング新着記事

news006.jpg

「TikTok禁止」は結局、誰得? どうするトランプ氏――2025年のSNS大予測(TikTok編)
米国での存続を巡る議論が続く一方で、アプリ内ショッピングやAI機能の拡大など、TikTok...

news202.jpg

ネットの口コミを参考に8割超が商品を購入 最も参考にした口コミの掲載先は?
ホットリンクは、口コミ投稿の経験や購買への影響を調査した結果を発表した。

news071.jpg

「生成AIの普及でSEOはオワコン」説は本当か?
生成AIの普及によりSEOが「オワコン」化するという言説を頻繁に耳にするようになりました...