Apache Software Foundation(ASF)は毎週のように何らかの発表をしている。今回は「Apache Kudu」がASFのインキュベータープロジェクトからトップレベルプロジェクト(TLP)に昇格することが発表された。
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Apache Kuduはオープンソースの「列指向(カラムナ)」ストレージエンジンだ。「Apache Hadoop」を補完するものであり、高性能のアナリティクスパイプラインを実現する。
列指向(従来の「行指向」とは異なる)データストレージでは、1列目の値が全て物理的に同じ場所に格納され、2列目以下も同様、という形式を取る。例えば2列目の値が人名の「姓」、都市の位置、年齢などであったとすると、これら全てが同一の入力レコードに格納される。つまり、その列の値が全部1つのグループの中に置かれて、そこにアクセスすることになる。この方式には、論理的に(良い)意味がある。これによって、データへのアクセスが加速する。特定のタイプのデータベースでは、それに続くアナリティクスの時間を短縮することにもつながるからだ。
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