“10億ドル詐取未遂”の再発防止へ、SWIFTが加盟銀行のセキュリティコントロール義務化効果を疑問視する声も(1/2 ページ)

SWIFT(国際銀行間金融通信協会)の新しいセキュリティポリシーは、加盟銀行に対してベースラインセキュリティコントロールを義務付けるものだが、専門家の間には、今回の改善策の強制力を疑問視する声もある。

2016年10月05日 15時00分 公開
[Michael HellerTechTarget]
SWIFT(国際銀行間金融通信協会)のWebサイト《クリックで拡大》

 SWIFT(国際銀行間金融通信協会)は、加盟銀行のセキュリティの改善に向け、ベースラインセキュリティコントロールの導入を求める予定だ。しかし、計画の詳細が明らかになっていないため、新ポリシー施行の実効性について懸念を抱いている専門家もいる。

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