盛り込むべき項目
クラウド型UCの製品選択、RFP(提案依頼書)の書き方は?
求めるシステムについて要件をまとめ、ベンダーにシステムの提案をしてもらうために作成するRFP。クラウド型ユニファイドコミュニケーションシステムではどのような要件を記載すべきだろうか。
導入を検討しているクラウド型ユニファイドコミュニケーション(UC)システムの提案依頼書(RFP)を作成するには、幾つかの項目を盛り込む必要がある。本稿では、自社のニーズに合わせて、詳しいRFPを作成する方法を解説したい。
どの提案依頼書(RFP)にも、クラウド型UCシステムの要件と要望が全て明記されている必要がある。自社の機能要件が明確になっていない場合は、まず情報依頼書を作成して、ベンダーが提供するシステムやサービスに関する情報を収集することから始めよう。
併せて読みたいお勧め記事
ユニファイドコミュニケーションの最新動向
注目のビジネスチャット
ベンダーには、ハードウェアの最適要件と最小要件を明記してもらおう。最小要件のみを満たすクラウド型UCシステムでは、運用時の動作が重くて苦痛になることがある。また、ベンダーには研修の時間と資料も提案に含めてもらうことをお勧めする。
RFPには前年においてシステムに適用されたパッチの数と、パッチを適用する必要があった回数に関するデータを含めよう。この情報を含めることで、保守にかかる時間や潜在的なダウンタイムが明確になる。
RFPには、過去3年間、2年間、1年間の顧客リストの提出を含める必要もある。問い合わせが可能であれば、長期的な問題、アップグレード、保守の状況を確認することができる。顧客企業によっては、RFPを共有してくれるかもしれない。
すぐに使えるクラウド型UCシステムを検討している場合は、組み込まれている保守の時間と保守の延長による追加料金の有無を確認しよう。また、ベンダーの財政状況も問い合わせるのが望ましい。
コンプライアンス部門と法務部門の要件だけでなく、ネットワーク要件を含めることもお忘れなく。クラウド型UCシステムのRFPには、ベンダーがハードウェアを社内でサポートしているのか、コロケーションプロバイダーを利用しているのかが明記される必要がある。第三者が保有する設備をベンダーが使用している場合は、その設備と交わしているサービスレベルアグリーメント(SLA)を特定して、ベンダーが自社と結ぶことになるSLAの内容を確認することをお勧めする。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
新着ホワイトペーパー PR
-
製品資料
[NTTPCコミュニケーションズ株式会社] クラウド時代のネットワーク&セキュリティ、自社に適した方式や方針の見極め方 -
製品資料
[NTTPCコミュニケーションズ株式会社] 自社のセキュリティ対策は大丈夫? 自己診断リストで対策の優先順位が分かる -
製品資料
[株式会社NTTデータ] 溜めるだけのデータを成果に変える AI時代に求められる伴走型データ活用とは -
事例
[アルテリックス・ジャパン合同会社] 温室効果ガス集計の自動化と市民開発で年100時間超を削減、AGCはどう実現した? -
市場調査・トレンド
[グーグル・クラウド・ジャパン合同会社] エージェント型AI時代に既存インフラは限界? AI基盤見直しのポイントとは
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
「Kubernetesプラットフォーム」に関するアンケート
-
2
PHP2Shellの「事前の情報流出」でパニックに パッチ公開を巡る“混乱劇”
-
3
「年1回の外部診断」が限界に 大手小売が脆弱性管理を内製化・一元化した方法
-
4
「AIの粗悪レポート」で悲鳴 IntelやGoogleがバグ報奨金を止めた理由
-
5
半数がブルーカラー転向を視野に? ベテランエンジニアを追い込む“54歳の壁”
-
6
シャトレーゼを悩ませる偽メール 混乱なしでBIMI導入とDMARC強化を実現した方法
-
7
障害対応に「余裕なし」が9割超 運用担当316人調査で見えた「運用赤字」
-
8
被害額は過去最高額 それでも「サイバー犯罪者が捕まらない」3つの理由
-
9
そのアプリ危険かも? “野良アプリ”から「Android」「iOS」を守る防御策
-
10
なぜ人はいるのにDXが進まない? ライオンも直面した“老害”レガシーシステム
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
AI駆動攻撃にどう対抗する? 超速の攻撃からエンドポイントを保護する方法
-
2
最速72分でデータが流出? 最新の脅威トレンドや侵入手法から分かった防衛策
-
3
経験豊富な即戦力人材に直接アプローチできる、「攻めの採用」への転換術
-
4
2026年のサイバーセキュリティには何が必要か? 最新データに学ぶ傾向と対策
-
5
「IT史に名を残すシステム障害」8選
-
6
「EDR」選定ガイド:比較・検討フェーズで整理すべきポイントを解説
-
7
10G回線の真価をフルに享受するには? 導入前にチェックしたいポイント
-
8
HDDを使わない「SSDオンリー」が無謀なのはなぜ?
-
9
MDMだけでは防げない? Appleデバイスに潜む5つのセキュリティギャップ
-
10
なぜRPA導入は頓挫する? シナリオ作成の壁を乗り越える解決策とは
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー